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館長日記

第1回「かめ吉は雄?雌?」

2019/01/22

昨年10月の岩手日報に「かめ吉 雄それとも雌」という記事が、H部長がトンネル水槽でかめ吉を眺める写真とともに掲載されたので、ご記憶の方もいらっしゃると思う。
かめ吉だから雄でしょ?という前提がどこで崩れたのか…。
どうして皆さんが性別を心配してくれることになったのか…。
それだけ、東日本大震災を生き抜いたかめ吉は、皆さんから愛され、注目され、大事に育てていただいた証なのだと思う。

平成27年の夏、漁業者から網に入った別のカメの引き取りの打診があった。カメの前足のタグを見たH部長は、タグの連絡先に報告することを選んだ。このことが縁で、調査していた研究所のスタッフとの交流が始まった。平成28年度に再オープンしたもぐらんぴあに、かめ吉は5年ぶりに戻ったが、泳がず、顔を隅に向けじっとしていることが多く、「一匹になり寂しいのでは?」「かめ吉に嫁さんを!」等、皆さんがいろいろ心配してくれた。
H部長が研究所の研究員に相談したことがきっかけで、雄雌の調査もしていただけることになった。今年の桜の咲く頃には結果が判明する予定である。果たして「知らぬが仏」になるのか?H部長は「かめ吉は、かめ吉だから…」と。

被災した私たちの心の拠り所だったのは、皆同じだよ、きっと。